トラック運転手から『めしや』の主人へ
19歳からダンプカーに乗り、29歳で運送会社の社長になった店主。
トラック一筋だった42歳の時、トラックを買い替えるタイミングでふと
「10年後の52歳では職を替える訳にはいかない、転職するなら今だ」
と思い立ち『めしや』を開きました。
その後は魚を買ってきてはさばく練習。料理上手な奥さんにも店に立っ
てもらうため、他の食堂に連れて行っては「あんたの料理の方がうまいか
ら繁盛するはず」と説得しました。板前が作るプロの味ではなく、おふく
ろの味を目指したのです。
現在は朝の7時半からパートの主婦の方たちと6人がかりでおかずを作っ
ています。毎日通っても飽きない55種類もの献立は、30年の間で少しずつ
増えていきました。忙しい毎日を生きる人たちにおいしいごはんを。
それが味美の変わらない想いです。