セクハラ、パワハラ、マタハラそしてモラハラ・・・と、○○ハラという言葉が多く生み出され、何かと世間を騒がしている昨今。SNS等ネットへの書き込みや口コミですぐに情報が広まり、風評被害を受けてしまうことも珍しくありません。
何より、職場の環境悪化は社員のやる気を阻害し、業務の運営に影響を及ぼしかねません。
このような事態に陥らないよう、事前の対策を十分に施すことが企業として急務です!そして万が一発生した場合には、素早く対応をし、快適な職場環境の保全を心掛ける必要があります。
ハラスメント予防対策により得られる5つの効果
これまで会社として研修や周知などのハラスメント対策を講じたことがないという場合は、全社員に広く基礎的な情報提供を行うことが肝要です。 一方で、事業所などで集合研修の実施が難しい場合や、異動等で人の入れ替わりが頻繁にある業種などでは、周知が行き届かないケースもあるかと思います。 そのような状況であっても、ハラスメント対策を講ずる責任が企業にあります。
継続的にハラスメント防止の周知啓発を行い、コミュニケーションの活性化を促すことが大切です。
ハラスメント対策を進める理由や本気度がトップ層の言葉として伝わることで、「現場でも真剣にハラスメント防止に取り組まなければならない」という強い動機づけにつながります。そのためには、自社においてハラスメント防止規定がどのようになっているのか、規定の整備やガイドラインの策定が不可欠です。
また、何がハラスメントに該当するのか、もし問題が起こった場合には、どのような態勢で問題解決にあたるのか、広く周知することも重要です。
ハラスメント対策を組織的に進めるうえで、経営トップ層からのメッセージは大変重要です。
昨今、パワハラやセクハラ、マタハラ問題などが頻繁にニュースで取り上げられています。企業は日ごろから、ハラスメント問題は社会的信頼の失墜、ブランド力の低下、売り上げの低迷などと背中合わせである、という危機感をもってハラスメントの予防対策に取り組むことが重要です。
いつ起きてもおかしくなく、起きてからでは遅いのです。その社会的ダメージは計り知れません。
ハラスメント予防をしていないとこんなリスクがあります!
ハラスメント予防が必要なワケ
ハラスメント対策をしなかったために実際に起こりうる事例